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【浴衣を着る前の準備】必要なアイテム9つを徹底解説!

みなさんこんにちは。

夏を満喫していますか?

夏には花火大会や盆踊り、夏祭りなど楽しいイベントが盛りだくさんですよね。

そして、この時期に活躍するのが「浴衣」です!

しかし浴衣を着るのは、一年の内でも夏時期と限られており「浴衣を着る時って何がいるんだっけ?…」「久しぶりに浴衣を着てイベントに参加したいけど、道具がそろっているか不安…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

直前に確認して足りないものがあるとバタバタしてしまうので、必要な道具を忘れて直前で慌てないよう、この記事で事前に確認しておきましょう。

この記事では、浴衣を着る時に必要なアイテム9つを具体的に解説します。

また、浴衣を引っ張り出してきたら「カビ臭い」「シワだらけ」なんてこともあるので、対策もしっかり紹介します!

目次

浴衣の準備に必要なアイテム9つ

浴衣の準備に必要なアイテムは、以下の9つです。

  1. 浴衣
  2. 浴衣用肌着
  3. 腰ひも
  4. コーリンベルト
  5. 前板
  6. 髪飾り
  7. 鞄などの小物
  8. 履物

それぞれの特徴を詳しく解説します。

1. 浴衣

まずは、浴衣そのものを用意します。

自分の好きなデザインや色を選んでみてください。

また、体型によって浴衣の色を決める方法もおすすめです。

痩せ型の方は、はっきりした色よりも温かみのある暖色系の色の方が柔らかい女性らしい印象を与えられます。しっかりした骨格の方は、薄い小さめな柄よりも濃い色の大き目の柄を選んだ方がすっきりとして見えるのでオススメです。

そして、浴衣のサイズはフリーサイズが多いですが、S・M・Lと分かれているメーカーもあるので、必ず確認し可能であれば試着してみましょう。

浴衣をすでに所有している方は、夏時期以外はタンスや押し入れに畳んでしまっていると思いうので、早めに出してハンガーにかけておくことをおすすめします。

2. 帯

帯は浴衣の上から腰に巻いて着用します。

浴衣を着る際は、「半幅帯」「浴衣帯」「兵児帯」「作り帯」の4種類を使用します。

「半幅帯」は、幅が16cmほどの細い帯で、普段着物を着ない方でも自分で結びやすいです。半幅帯の結び方が気になる方は、以下の動画を参考にしてみてください。

「浴衣帯」は、浴衣専用の帯で、夏に着る浴衣に合わせて綿や麻で作られていることが多いです。

「兵児帯」は、もともと男性が着用していた帯ですが、段々と子供や女性が着用するようになり、半幅帯よりもカジュアルに楽しめる帯です。ふんわりとしたシルエットが特徴です。

「作り帯」は、もともと結び目が作られている帯で、自分で結ぶのが不安な方にオススメです。

帯の色に迷った際は、浴衣に使われている色を選ぶと違和感なくまとまった印象になります。反対に、浴衣に入っていない色を選ぶと、帯が差し色になり一味違ったコーディネートを楽しめますよ。

難しく考えずに、自分が「好きだな」「巻いてみたいな」と思う帯を選んでみてもらえればなと思います♪

3. 浴衣用肌着

浴衣の下に着用する肌着です。

浴衣用肌着を着用することで、汗で浴衣が張り付き着崩れするのを防ぎます。浴衣用肌着が無ければ、キャミソールにレギンスやスパッツを組み合わせたり、ペチコートで代用したりすることも可能です。

浴衣を着用する際にはブラジャーをつける必要はありません。

洋服ではボディラインがはっきりしたほうがきれいに着こなせますが、和服では寸胴気味に着たほうが美しく着こなせるためです。バストが大きい方には、バストを整えるための和装ブラジャーをおすすめします。

4. 腰ひも

腰ひもは、浴衣を合わせた後に腰に巻きつけて固定するための紐です。着崩れを防ぎ、きれいに浴衣を着こなすために重要な役目を果たします。

必要な腰ひもの本数は、浴衣であれば最低2本、着物は3本。補正などにも使うことも考えて、合計5本はあると安心です。

腰ひもの中心に線を引いたり糸で縫い付けたりするなど、印をつけておくと着付けがしやすくなります。紐の中心を体の中心に合わせて巻く際に、目印があると分かりやすいためです。

ちなみにこんな感じで腰紐を用意しておくと、いつでもキレイな腰紐を腰紐の中心を持って結ぶことができるので、

参考にしてみて下さいね!

5. コーリンベルト(着物ベルト、着付ベルト)

着崩れ防止に使うコーリンベルト。長さ調節可能な一本のゴムの両端にクリップが付いています。実はコチラはコーリン株式会社様が作ったベルトで、同じ機能があるものでは「着物ベルト」「着付ベルト」などと様々な呼び方があります。

コーリンベルトがなければ腰紐でも同じ効果はありますが、パチッと留められて安定性・伸縮性のあるコーリンベルトがあると着付けるときに便利です。

衿の開きを少なくしたり、また腰紐ほど締め付け感が少ない為、子どもを着つけるときに腰紐の代わりに使用して、負担を少なくしながらも着崩れを防止する使い方も出来ます。

6. 帯板(前板)

帯板は、帯の間に挟み込む板です。帯を締めたあと、帯の1巻き目と2巻き目の間にこの帯板を挟みます。帯板を使用することで、帯の部分がボコボコするのを防ぎ、帯の見た目がすっきりきれいになります。

帯板をお持ちであれば、通気性の良いメッシュタイプの帯板がおすすめです。帯には熱がこもりますが、メッシュタイプであれば涼しく着こなせます。

7. 髪飾り

浴衣を着る時には、ロングヘアの女性なら髪をまとめてスッキリさせるのがおすすめです。

ヘアアレンジに不慣れな方も、クリップ式の髪飾りを使えば簡単にアレンジできます。上級者にはかんざしがおすすめ。より上品なイメージで浴衣を着こなせます。

ショートカットの女性も、タイトにまとめてヘアアクセサリーを付けたり、サイドを編み込んだり前髪をかきあげるなどスッキリさせるのがおすすめ。大きめな髪飾りをすることでショートカットでもヘアアレンジにボリュームがでます。

浴衣の色味やデザインに合わせて、自分好みの髪飾りを選びましょう!

8. 鞄などの小物

浴衣スタイルでは、鞄などの小物を持つことでぐっとセンスアップした着こなしができます。

  • 巾着
  • かごバッグ
  • がま口バッグ  などです!

巾着は、口をひもで閉じた袋のことで、昔ながらの浴衣スタイルを楽しめます。小さいポーチや財布、スマホなど少ない手荷物を入れて気軽に出かけられます。お手軽な値段でも販売しているので、すぐに鞄を準備したい方にもおすすめです。

かごバッグは、かごバッグの内側に和柄の内袋がついたバッグのことです。巾着よりもサイズが大きいので荷物が多い方におすすめです。普段から使えるデザインなので、浴衣スタイル以外でも活躍します。

がま口バッグは、鞄の口ががま口になっているバッグのことです。丸いマチがレトロ感がありかわいらしく、高級感も備えているため、浴衣スタイルにこだわりを持ちたい方にピッタリです。収納力もあるので、荷物を多めに持ち歩けます。

9. 履物

浴衣に合う履物には下駄がおすすめです。

下駄を選ぶ際は、下駄から足がはみ出るくらいがちょうどいいと言われているので、自分の足より少し小さ目のサイズを選ぶとよいでしょう。また、レースがついた足袋を合わせることでおしゃれな着こなしも可能。

とはいえ、使う機会も少ない下駄や草履の準備ができない方もいるでしょう。また、慣れない浴衣を着て、そのうえ下駄を履いて夏祭りなどの長距離を歩くのは大変と感じている方もいるかもしれません。

そのような方は、無理に下駄を選ばなくても大丈夫です!

浴衣に下駄や草履を必ず合わせる決まりはないので、自分の好きな靴と浴衣を組み合わせて自分だけの浴衣スタイルを楽しむのもアリなんですよね!

⭐︎臭いやシワにも注意しましょう!!⭐︎

浴衣をすでにお持ちの方は、臭いやシワに注意したいところです。

「久しぶりに浴衣を着ようとしたら、しわくちゃになっている…」「タンスから出したら、かび臭いけどクリーニングに出す時間がない…」ということも少なくありません。

着る回数が限られる浴衣は、自宅で保管しているとシワになったり湿気の影響で臭いが出たりすることがあります。

ですので、夏に向けて浴衣の道具を確認して準備するだけではなく、浴衣の臭いやシワへの対策もしっかり行いましょう。

こちらの動画では、浴衣を準備する際のアイロンの掛け方や臭い対策を解説しているので、浴衣をすでに持っている人は参考にしてみてください。

浴衣のシワや臭いのケアをして、気持ちよく浴衣スタイルを楽しみましょう!

まとめ

今回は、浴衣を着る際に必要なアイテム9つを紹介しました。

浴衣は、1年のうちでも数回しか着ないので、準備に不安を感じる方もいるかもしれません。でも、別なアイテムで代用できる場合もあるので、無理に全てそろえなくても浴衣を楽しめるんです。

ここで紹介したアイテムと浴衣の準備の仕方を参考にして、夏祭りなどのイベントを楽しんでください♪

また、「Akiの着物とヘアメイクのチャンネル。」では、浴衣に限らず着物やヘアメイクに関する動画を多数あげています。

「着物や浴衣に興味があるんだけど…」「着物に興味があるけど誰に教えてもらったいいのか分からない」「着物を着てみたいけど、お堅い感じじゃなくて、楽しく着てみたい」なんて思っている方は、ぜひこちらの動画もも合わせてご覧ください♪

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